未来までグルグル行進

東京で出会い、4年ぶりに電話で合流した2人。篠塚康介は福知山に。コスモオナンは福岡に。未来まで真っ直ぐ進める気がしない。グルグルして行進。それぞれの場所で何も気にしなくてよくなった2人が、思いのまま書きます!

25歳になった(by篠塚康介)

昨日、25歳になった。アラサーだ。実感はない。ついこないだまで20歳だった気がする。人生は本当にあっという間だ。

 

20歳の誕生日は台湾にいた。台湾師範大学というところに3週間くらい語学研修に行っていて、そこで20歳を迎えた。みんなが祝ってくれたのを覚えている。

 

25歳の誕生日は、福知山で迎えた。ベーシックインカム代表の慶さんの家だ。慶さんは今東京に撮影に行っていて、俺は一人ぼっちで25歳の誕生日を過ごすことになった。寂しい誕生日だ。

 

仕事を終えて、フレッシュバザール(スーパー)に行って、本搾りのピンクグレープフルーツを買って、飲みながらたけちゃんと電話した。

 

たけちゃんはグループホームのスタッフで、すごくお世話になった人だ。人生の恩人だと言っても過言ではない。

 

2022年12月に初石病院を退院してから、2024年1月末に福知山に移住するまで、お世話になった人だ。

 

たけちゃんは、料理がうまくて、話が面白くて、パチンコが好きで、漢気がある今年60歳になる人だ。

 

いつも料理を作ってくれて、スクランブルエッグ、豚キムチ、すた丼、生姜焼き、もつ煮込みをよく食べた。他にもあったと思う。スクランブルエッグは絶品だった。

 

よくサイゼリヤや、じへどんという中華料理屋さんで一緒に飲んだ。たけちゃんはプレモルの青いやつ(香るエール)が好きで、じへどんはそれだったから、喜んでいた。

 

退院したばかりの時はお金が全くなかったので、服も買ってもらって、ご飯もたくさんご馳走になった。本当にありがたい。

 

グループホームの住人でとても仲良かった人がいる。小野さんだ。

 

今年52歳になる小野さんは、いつも昼飯を報告してくる。デイケアに通っているから、昼飯をタダで食える、俺もしばらくデイケアに通っていた。

 

小野さんとはグループホームの近くのファミリーマートでいつも缶ビールを買って、近くの小さな公園で一緒に飲んだ。

 

誕生日プレゼントに本搾りのピンクグレープフルーツを買ってくれたそうだが、まだ届かない。お金にそんなに余裕がないはずなのに、ありがたい。たけちゃんも半分お金を出してくれているらしい。感謝です。

 

ママも(ママって今でも言ってるの恥ずかしいけど、仕方がない)誕生日おめでとうというラインをくれた。

 

ママとはこないだ電話をした。ママ宛のソフトバンクからの郵便物がグループホームに届いていたので、どうしてそうなっているのかを聞きたくて電話をしたのだ。

 

1月末に福知山に来たことをママには言っていなかったので、びっくりしていたし、「大丈夫なの!?」と心配された。俺はこっちでちゃんとやっているし、薬も毎日飲んでるし、メンタルクリニックにも通っていると伝えると安心していた。

 

ママは今Amazonの倉庫で働いているが、どこかの会社で正社員になる話がきているらしい。(すごい!)

 

ママには本当に辛い思いをさせた。早稲田入って、AV男優だなんて親にとっては辛すぎるだろうし、その後双極性障害になって、大学を中退したのは本当に申し訳ないと思っている。

 

高い学費を出してくれた(高校も私立)のに、大学を卒業できなかったのは、ママを悲しませてしまったと思う。

 

俺としては大学を中退しても全く問題はなかったから、いいのだけど、親からしたら心配になると思う。

 

ママは今度京都に遊びにきたいと言っていた。美味しいご飯をご馳走してあげたいと思う。実家にも泊まっていいと言われた。出禁じゃなかった。次流山いくときは、実家に泊まろうと思う。ママの豚キムチが食べたい。唐揚げもハンバーグも食べたい。

 

25歳になる前日はちゃんまりと電話していた。このブログの共同執筆者のちゃんまりだ。

ちゃんまりと話してると、すごく楽しい気分になる。てかちゃんまり面白すぎる。話も合うし、ちゃんまりとはこれから先も長い付き合いになりそうだ。謎にスペースもやった。今度はちゃんと告知してスペースで語りたい。ちゃんまり、よろしく!これからも一緒に意味不明な人生を歩んでいこう、そして文化人になろう。年内には福岡に行って、ちゃんまりと唐揚げを食う約束をしている。福岡の唐揚げ、実に楽しみである。もつ鍋も食べたい。

 

たくさんの人と一緒に生きている。ここには書かなかったけど、大切な人が思ったよりいるみたいだ。俺は1人じゃない。誕生日のブログだからくさいことを書いてしまうけど、俺には人生を一緒に歩んでいく仲間がいる。もうダメかと何度もおもったけど、全然そんなことなかった。生きてさえいれば、何度だってやり直せるし、楽しい人生を送ることができる。だから、諦めちゃダメだ。一度きりの人生を諦めちゃダメだ。諦めなければ、道は開けるし、一緒に生きていく仲間ができる。そうすれば、人生はなんとかなる。生きててよかったと思える夜がやってくる。だから、一緒にやっていきましょう。俺たちはファミリーだ。